000三重県伊勢市を流れる宮川水系の一級河川です。倭姫命(やまとひめのみこと)が御裳の裾の汚れを濯いだという伝説が
あり、御裳濯川(みもすそがわ)と呼ばれ、古くから清流とされ和歌にも多く歌われました。伊勢神宮内宮の西端を流れてお
り、御手洗場(みたらしば)が作られています。参拝者は参拝する前にこちらで手を清めます。かつては手荒いだけでなく口
濯ぎまで行われていましたが、現在は禁止されています。その透明で清らかな輝きは見る者の心を打ち、忘れられない光
景となるでしょう。川全体が神々しさを放っていました。この川に架かる宇治橋は、聖俗界を分ける境界と言われています。
また禊ぎ祓えをすると精神や魂が清められると言われています。 |