0000石川県・福井県・岐阜県にまたがる日本三霊山のひとつ、白山。717年、修験者泰澄が白山に登って瞑想して
いた時に、池から十一面観音が出現して、自らを白山明神・妙理大菩薩と名乗って顕現したのが起源で、全国
的に白山信仰が広まりました。白山権現は伊弉冊尊(いざなみのみこと)であり、両神が白山比盗_(しらやま
ひめのかみ)とされ、現在では菊理媛尊と同一神とされています。菊理媛神は伊奘諾尊と伊弉冉尊を仲直りさ
せたとする縁結びの神であり、死者(伊弉冉尊)と生者(伊奘諾尊)の間を取り持ったことからシャーマン(巫女
)の女神とも言われています。オーダー主様がこちらの絵の為に、事前に3県の白山神社を周り参拝して下さ
いました。福井に過去世をお持ちの方であり、また平泉寺白山神社は白山信仰の発祥の地であるが故、その
大元のエネルギーで描かされたような気がします。
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