作者がこの地を訪れた際、熊野川の畔でデジャブを体験し、懐かしさで涙が込み上げた、とてもご縁のある場所です。
その場所は「大斎原」(おおゆのはら)と呼ばれ、日本一高い大鳥居が建ち、聖地中の聖地としても有名です。和歌山
県熊野本宮大社の社地は現在山の上ですが、1889年(明治22年)の大洪水で流されるまで社地は熊野川の中州に
ありました。明治以後の山林伐採により保水力が失われ、大規模な洪水が引き起こされ、社殿は破損しました。
主祭神の熊野坐大神(家都美御子大神)は、須佐之男命とされています。太陽の使いとされる八咫烏を神使とする事
から太陽神であるという説や、中州に鎮座していたことから水神とする説、または木の神とする説などがあります。
須佐之男命様はその荒ぶる性格からプラスのパワーである、「厄除け・開運」の神としても崇められています。
お導きの神、八咫烏(ヤタガラス)様との強力なタッグで、開運をテーマに描きました。 |